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生活習慣病

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生活習慣病外来では
現代人の生活習慣病に幅広く対応します


あしかり内科では、高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、脂肪肝などの生活習慣病の診療を幅広く行っています。

現代人は昔に比べて食生活が豊かになり、運動習慣が不足していると言われています。実際、高血圧症や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、脂肪肝などの生活習慣病を発症する日本人の数は増加傾向にあります。

生活習慣病外来では
重症化する前に予防と治療を
 

生活習慣病の初期は、基本的に自覚症状が無いため放置されることが多いのですが、将来的に脳梗塞や心筋梗塞といった大血管疾患、大腸がんや肝臓がんなどの癌を発症するリスクとなります。また慢性腎臓病へ発展すると、透析治療など大変な治療を続けなくてはならないこともあります。生活習慣病は、自覚症状が無いうちから予防、治療することが非常に大切となります。

 

あしかり内科では生活習慣病の予防や治療に詳しい内科専門医が診療を行っております。次に当てはまる場合はぜひ一度受診をお考え下さい。

  • 健康診断で生活習慣病の指摘を受けた方

  • 血縁関係にある親族が糖尿病や高血圧症を持っている方

  • 自分が生活習慣病なのではないかと心配されている方

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糖尿病

糖尿病

糖尿病は様々な病気を引き起こす
 

厚生労働省の調査によると、20歳以上の肥満者(BMI≧25kg/m2)の割合は男性33.0%、女性22.3%であり、特に男性で肥満の割合が増えています。肥満は様々な生活習慣病につながりますが、とりわけ糖尿病を発症する患者さんが多くみられます。

現在、日本全国に330万人の糖尿病患者さんがいます。厚生労働省が発表した統計データで「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、男性20%、女性10%で徐々に増加傾向にありますが、実際に治療を受けている方は75%です。つまり4人に1人は糖尿病を放置しており、これが後々大きな病気を引き起こす原因となるのです。

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癌や心臓の病気にも
 

糖尿病の死因の第1位は、実は「がん」です。特に肺がん、肝臓がん、すい臓がんの発症が糖尿病と関連しています。また心臓の病気(狭心症、心筋梗塞など)、腎臓の病気(慢性腎臓病、腎不全、透析治療)も併発しやすい怖い病気です。

 

糖尿病の初期は無症状のため健康診断や人間ドックなどを受けていないと気づかれませんし、指摘されても放置してしまうケースが多く、問題となっています。あしかり内科では糖尿病診療に詳しい内科専門医が予防、生活指導、治療を行っております。
 

横浜市・上大岡における糖尿病診療
 

実は最新の統計データ(令和元年度)において、神奈川県は全国で糖尿病死亡率が2番目に低い県で、横浜市は指定都市の中で糖尿病死亡率が最も低い市なのです。上大岡という地は糖尿病診療が充実した街です。適切な治療で健康な生活をおくることができます。

「健診や人間ドックで指摘を受けた方」、「ご家族に糖尿病をお持ちの方」、「自分が糖尿病か気になる方」はぜひお気軽に受診してみてください。

高血圧

高血圧症

高血圧症の現状


わが国には高血圧者がなんと4300万人いると推定されています。そのうち自らの高血圧を認識していない方が1400万人、認識しているのに未治療の方が450万人います。

高血圧を放置すると、心臓、腎臓、体中の血管に悪影響を及ぼします。高血圧に起因した脳心血管病(心筋梗塞や脳卒中など)死亡者数は年間10万人と言われています。

血圧リーダー

高血圧治療率の上昇のおかげで日本人の血圧の平均値はここ10年で減少傾向にありますが、やはり食塩摂取量が多い日本人はいまだに高血圧症に悩まされているのが現状です。

 

近年の特徴としては、肥満・メタボリック症候群を伴う高血圧患者さんが増えています。つまり高血圧症は他の生活習慣病と関連があり、併発することも多いのです。


 

高血圧が気になったら
 

あしかり内科では高血圧の患者さんを多く診療しています。食塩摂取量の減量、野菜摂取の増加、飲酒量減量、運動療法などの生活指導、血圧手帳による家庭血圧の管理状況把握、適切な降圧薬の選択、内服指導などを通じ高血圧に悩む患者さんの治療に携わっています。

「最近血圧が高くなってきた」、「親・兄弟も血圧が高い」、「健康診断で血圧が高いと言われた」などの項目に当てはまる方は、ぜひあしかり内科で専門医の診察を一度受けることをお勧めいたします。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常
脂質異常症とは


脂質異常症は、以前は”高脂血症”と呼ばれていたものです。
 

  1. LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)高値

  2. HDLコレステロール(善玉コレステロール)低値

  3. 中性脂肪高値


これらの総称が脂質異常症で、日本に220万人の患者さんがいます。

 

脂質異常症を放置すると動脈硬化が少しずつ進んでいき、心筋梗塞や脳卒中などの血管病を引き起こすリスクがあるため、適切に対処する必要があります。


 

脂質異常症の原因と対策
 

悪玉コレステロール上昇の原因の一つは食事中の飽和脂肪酸の過剰摂取です。肉の脂身やバター・クリームなど脂肪分の多い調味料、チョコレートやカップラーメンなどに多く含まれます。中性脂肪は、甘いもの・糖質、酒、揚げ物などエネルギー量の多い食物を摂取することで上昇します。
青魚に含有されるω-3(オメガスリー)系多価不飽和脂肪酸は中性脂肪を下げる働きをするため近年注目されています。

 

コレステロールは単に食生活だけではなく、女性ホルモン(エストロゲン)の低下や甲状腺機能低下症、家族性高コレステロール血症なども要因となりうるため、専門医の診察をきちんと受けて隠れた疾患などを検査で調べることが大切です。また、動脈硬化の度合いをみるために頸動脈エコーなどの検査も重要です。

 

「健康診断でコレステロールを指摘された」、「更年期を迎えて今後コレステロール値が心配」、「親が高脂血症の薬を飲んでいた」などの項目に当てはまる方は、一度あしかり内科へご相談ください。

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メタボリックシンドローム

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ウエストの測定
メタボリックシンドロームとは


「メタボリックシンドローム」という言葉をよく耳にすると思います。メタボと略称で呼ばれることもありますが、ただ単に肥満を指す言葉ではありません。


診断基準では、
「腹囲(ウエスト径)が男性85㎝、女性90㎝以上」かつ、
「①脂質異常、②高血圧、③高血糖の3項目のうち、2項目以上が当てはまる場合」
の状態をメタボリックシンドロームと診断します(図)。

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メタボリックシンドロームの原因


メタボリックシンドロームの原因は内臓脂肪の蓄積です。内臓脂肪が体内に蓄積すると、脂肪細胞が増殖し、「アディポサイトカイン」という物質の分泌異常が起こります。そして動脈硬化の促進、生活習慣病の発症・増悪につながっていくのです。

食欲を抑える働きの「レプチン」、血管壁を修復する働きの「アディポネクチン」、インスリンの作用を妨げて糖尿病発症の一因となる「TNFα」、中性脂肪の上昇に関与する「遊離脂肪酸(FFA)」などが「アディポサイトカイン」に含まれます。

この中には生活習慣病だけでなく、大腸がんや大腸ポリープの発生に関与するものもあります。

 

このようにメタボリックシンドロームは、生活習慣病やそれに続く動脈硬化、がんなどの病気を発症する原因となる怖い病態なのです。「最近お腹まわりが気になる」「健康診断でBMIが25を超えていた」という方は、あしかり内科で一度検査をしてみてはいかがでしょうか。

脂肪肝

脂肪かん
2種類の脂肪肝


脂肪肝の原因は大きくアルコール性と非アルコール性に分類されます。飲酒が原因でない生活習慣病を背景としたものを「非アルコール性脂肪肝疾患」(NAFLD)と呼びます。このうち10~20%の頻度で進行性の病態である「非アルコール性脂肪肝炎」(NASH)に発展します。NASHは年月を経て肝硬変、肝臓がんへと進展する可能性があります。

日本では食生活の欧米化、運動不足などによりNAFLD/NASHの患者さんが増加の一途をたどっており、NAFLDは1000万人以上、NASHは200万人以上と推定されています。

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脂肪肝の検査
 

かつてはNAFLD/NASH、肝硬変の診断には肝生検といって肝臓を針で刺して組織を採取する方法が必須でしたが、現在は特殊なエコー(超音波装置)やMRIを用いた、身体に負担の少ない検査である程度の病態を把握することが可能となっています。当院では大学病院と連携しており、これらの特殊な検査を受けることができます。

NAFLDおよびNASHは自覚症状がないため、発見が遅れてしまいがちです。健康診断や人間ドックで肝機能異常が指摘され発見される場合もありますが、病態が進行して肝硬変や肝臓がんになってから医療機関を受診されるケースも少なくありません。健康診断で肝機能異常を指摘されたら放置せず、必ず内科専門医がいる医療機関を受診することをお勧めします。

痛風・高尿酸血症

通風・高尿酸血しょう
​いわゆる通風とは
 

血清尿酸値が7.0mg/dLを超える状態を「高尿酸血症」と呼びます。この状態が続くと、関節や腎尿路系に結晶が析出します。関節にできた結晶が原因となり炎症が引き起こされると、皆さんがよく知っている痛風関節炎となります。読んで字のごとく、「風が吹いただけでも痛い」ほどの激痛発作として知られています。

高尿酸血症の頻度は男性20%、女性5%と報告されており、男性に多い病気です。また高尿酸血症の患者さんの80%には高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病が重複合併しているというデータがあります。

2016年の時点で痛風患者さんは全国で100万人を超えており、急速に増加傾向にあります。
初発年齢は30歳代が最も多く、患者数は60歳代が最も多いです。

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食事と薬による治療
 

尿酸値を低下させるために薬物療法は有効ですが、食事内容の指導によって改善させることができます。具体的にはアルコールや過剰な糖質・脂質の摂取を避けることによって尿酸値を下げられる可能性があります。
また水やお茶などの水分を十分に摂取することで尿酸を排泄することができるため有効です。

あしかり内科では適切な食事指導をおこない、痛風発作を起こした患者さんでは薬物療法で尿酸値を適切な値に下げる治療を行っています。
 

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