医師紹介

ごあいさつ

地域の方が内視鏡検査を
気軽に受けられて相談できるクリニックを作る

みなさま、こんにちは。先代である私の父が平成5年に開設したクリニックを継承し、このたび同じ上大岡で駅の近くに移転し「あしかり内科・内視鏡クリニック」と名称も新たに、移転開業をすることとなりました。
胃カメラ、大腸カメラといった内視鏡検査をメインに内科全般の診療をおこなっております。当院の内視鏡検査は、「検査の質が高い、苦しくない」のが特徴です。WEB予約が可能、院内で下剤を飲める、完全鎮静内視鏡、リカバリールーム完備、など安心して検査を受けられる環境を整えました。
もちろん内視鏡検査以外にも、一般的な内科診療、生活習慣病の診療、健康診断、各種がん検診、ワクチン接種など幅広くやっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

院長 芦苅 圭一

院長略歴

2010年 横浜市立大学卒業
横浜南共済病院初期研修医
2012年 大森赤十字病院 消化器内科
2018年 横浜市立大学附属病院 消化器内科・内視鏡センター
2022年 あしかり内科
2023年 あしかり内科 院長
2023年 上大岡駅前あしかり
内科・内視鏡クリニック
横浜院 開院

保有資格

  • 日本内科学会 認定内科医、総合内科専門医、指導医
  • 日本消化器病学会 専門医、指導医
  • 日本消化器病学会 関東支部評議員
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医、指導医
  • 日本消化器内視鏡学会 関東支部評議員
  • 難病指定医
  • 医学博士

所属学会

横浜市立大学前学長、
横浜市立大学名誉教授 
窪田 吉信先生からのメッセージ

あしかり内科の新装移設に
向けて

 あしかり内科の院長、芦苅圭一先生は、私の後輩(横浜市立大学医学部卒)にあたる臨床経験豊富な優れた内科医です。
 芦苅先生を知ることとなったのは、私自身が横浜市立大学附属病院で緊急の上部消化管内視鏡検査と処置を先生から受けてからです。私は、その約2年前に同病院で舌がんの根治手術と放射線化学療法を耳鼻咽喉科で受け、その後の経過観察を行ってもらっていました。
それまで経過は順調だったのですが、ある日、食べた物が急に胸の奥あたりで詰り、水さえも通らない状態になったのです。鈍い痛みを伴う苦しさと驚きで附属病院に駆けこむと、主治医である耳鼻咽喉科の折舘教授はすぐにファイバースコープを使って診察してくださり、「口、喉、気管、気管支、また食道上部までは大丈夫です。もっと下方、食道下部から胃あたりに何かあるようですね。」「これ以上は消化器内科医にまかせましょう。フットワークの良い、優秀な専門医を知っていますから!」と言われました。
そして、駆けつけて来てくださったのが芦苅圭一先生だったのです。

 先生は、すぐに、緊急の上部消化管内視鏡検査を手配され、自ら検査と処置を行ってくださいました。その結果、私は回復することができました。幸い、食道、胃、十二指腸粘膜にがんは無く、好酸球性食道炎と言うかなり珍しい疾患による強度の粘膜浮腫と狭窄があることがわかりました。そして、その後のピロリ菌検査の追加や除菌処置、好酸球性食道炎に対するお薬による治療を計画してくださいました。
 私は一人の患者として内心、(私自身も医師なのに、お恥ずかしい話ですが)、「消化器のファイバースコープ(所謂、胃カメラなど)は、耳鼻科で使うものよりかなり太くて、つらい検査だろうな?」と、不安で一杯でした。その思いを見通すように、絶妙なタイミングで先生は「検査はつらくないですよ!しっかり診て、処置をしますから、心配いりません」と明るく声をかけて下さいました。これにより、私の不安は吹っ切れ、ゆったりした気分で検査を受けることが出来ました。検査中はいつの間にか眠ってしまい、起きたら検査は終了していました。本当に痛みも不快感もありませんでした。 
それ以来、附属病院内科の芦苅先生の外来にも通うこととなりました。そして、お薬による治療を続け、症状もなくなり、内視鏡所見も大幅に改善しました。

 私は先生の診察を受ける傍ら、消化器系の病気を中心にいろいろな質問をさせてもらっています。それらに対して先生は、いつも、明快にお答えになり、最新の医療情報を含め、要点や未解決点なども説明くださいます。先生は勉強熱心なのはもちろん、知って驚いたのは、実に臨床経験豊富だと言うことです。それもそのはず、先生は長い期間、第一線の大病院でたくさんの臨床例を経験され、消化器内視鏡(胃、大腸ファイバースコープ)検査に至っては、なんと、2万例近くの実績をお持ちだったのです。

 「優れた臨床能力・技術」に加え「患者さん目線に立てる資質」と、常に最新の医療情報を取り入れようとする「向上心」、そして、「豊富な臨床経験」など、頼れる臨床医としての条件を先生は持ち備えておられたのです。それ故、先生が、大学病院から移られて、お父上の築かれた内科医院を継がれた時は、私も迷わず、一人の患者として付いてきました。
このたび、より上大岡駅に近い場所に医院を新装移設されるとのこと、患者さんの利便性と医療機能の向上を考慮されてのことと感じます。

 芦苅圭一先生と「あしかり内科」の今後のご発展を祈っております。

令和5年8月吉日

横浜市立大学前学長

横浜市立大学名誉教授、
窪田 吉信