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胃カメラ(内視鏡検査)
流れと注意

胃カメラの検査自体は10分ほどです。

当院では基本的に鎮静剤を使用した無痛内視鏡を行っておりますので、検査中は眠ったような感覚で受けることができます。

 

質の高い検査を行うために、幾つか注意事項がありますのでご紹介します

検査を受けるには、事前の診察と予約が必要です →胃カメラ検査の受け方

1. 検査前日

​9時までに食事

検査前日は午後9時までに夕食を済ませ、それ以降は食事を摂らないようお願いします。また食事は消化に悪い食べ物(キノコ、海藻類、麺類、油脂類、コンニャク、食物繊維の豊富な根菜など)を避けてください。水やお茶はそれ以降も摂取してかまいません。

胃手術後の方、血液透析中の方、糖尿病の方、前回検査で残渣が多かった方は絶食時間が通常より長くなります。個別に対応しますので、検査予約時に医師までお申しつけください。

2. 検査当日

朝食を摂らずご来院

胃カメラ検査当日は絶食のため、朝食は摂らずにご来院いただきます。

水かお茶であれば飲水可能です。逆に飲水せずに検査に臨むと、脱水や熱中症などを起こすこともありますので、特に夏場はしっかり水分補給をしていただきますようお気をつけください。

​ 当日の注意事項 

​◎ 内服薬について

朝の内服薬については予約時に医師にご相談ください。糖尿病のお薬は基本的に中止していただく必要があります。また血液をサラサラにするお薬、血圧を下げるお薬などは必ず服用してください。

◎ 服装について

服装はお腹まわりがゆったりしたものを着用し、ワンピースなど上下がつながった服は避けるようお願いします。女性の方はお化粧をせずにいらしてください。

◎ 義歯について

着脱可能な義歯は検査前に取りますので必ず申し出てください。検査中に外れて体内に入ってしまうことがあります。また動揺歯(グラグラの歯)がある方も必ず事前にスタッフに教えていただきますようお願いします。

◎ 運転はできません

当院では鎮静剤を使用するため、車、バイク、自転車を運転してのご来院はお控えください。公共の交通機関で来ていただくか、運転できるお付き添いの方同伴でお願いします。

3. ご来院~内視鏡検査

STEP1 検査前の測定

まず初めに、脈拍、血圧、酸素飽和度の測定を行います。次に胃の中の泡や粘液を落とすための前処置薬を内服していただきます。

STEP2 麻酔・鎮静剤

点滴をとって、キシロカインスプレーで喉の局所麻酔をします(喉が麻痺します)。キシロカインアレルギーをお持ちの方や歯医者さんの治療で具合が悪くなったことのある方は予めお知らせください。点滴から鎮静剤を入れると、少しボーっとした感じがしてきます。

STEP3 内視鏡検査の開始

鎮静剤が効いてきたら、検査を開始します。検査時間は10分ほどです。

その後、鎮静剤の効果が切れるまで1時間ほど院内リカバリースペースでお休みください。なお足元がふらつく場合や完全に目が覚めていない場合は、追加でお休みいただきます。

STEP4 結果説明

内視鏡検査の結果は同日にご説明いたします。内視鏡画像を観ながら検査結果を聞いていただくことが可能です。

なお、必要に応じて検査中に病理検査やピロリ菌検査のために組織を採取する場合があります。最終的な結果が出るまでに1週間~3週間ほどかかることがありますので、ご了承ください。

STEP5 ご帰宅後

検査後の飲食は1時間後からです。はじめは水でゆっくり飲水していただき、大丈夫そうでしたらお召し上がりください。生検をした方は当日の飲酒はお控えください。

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